ワンランク上のメイクボランティア~おすすめハンドケア~
会報誌第40号で「手のお手入れ(ハンドケア)」について紹介したところ、皆様より「メイクボランティアで早速やってみます」「とてもためになりました」などの反響をいただきました。
メイクボランティア先の施設で、「メイクはちょっと」とおっしゃる方や、男性の入居者の方には、この手のお手入れだけでも十分ですので、改めてハンドケア方法の一例をご紹介します。
なお、ハンドケアをする際は、冷たい手で急に触られると驚いたり、不快に思う方もいらっしゃいますので、手を温めてから行なうようにして下さい。また、実際メイクボランティアにてハンドケアを行なった方より、「高齢の方はなかなか腕が回らなかった」とか「骨が弱いので、強すぎないように注意が必要だと思いました」などのご意見も頂戴しております。
マニュアルどおりに行おうとしたり、嫌がられる素振りがある方に無理に行おうとしたりせず、皆様の「手」に、「心」と「日頃の感謝の気持ち」を込めて、お手入れをお願いします。
<メイクボランティアでできるハンドケア>
1.コットンに、化粧水とスクワランオイル(※)をたっぷり含ませます。
(※皮脂の成分に近い無添加の保湿オイル)
2.コットンを使って、血液を心臓に返すように、指先から肘に向かって滑らせます。そのまま手を離さず、行きよりも弱めの力で指先に戻ります。
3.手の甲を大きく円を描くようにさすります。
(手順3以降は、コットンを使わず、手(化粧水+スクワランオイル)でも結構です。)
4.手の甲を押し広げるようにします。
5.指と指の間をプッシュします。
6.指の付け根に向け螺旋を描くように揉みます。
7.手のひらの真ん中を押します。
今回ご紹介した方法はあくまでも一例です。また、このお手入れ方法は、自分ひとり(セルフ)でも行なえますので、ご自分で実際にやってみて、強さや気持ち良さなどを実感してみてください。