児童養護施設の子どもたちにメイク講習を行いました(令和2年2月15日 於:川越)
令和2年2月15日、川越プリンスホテルにおいて、児童養護施設の子どもたちにメイク講習を行いました。
このイベントは、NPO法人 シンクキッズ-子ども虐待・性犯罪をなくす会(代表理事:後藤啓二様(弁護士、元警察庁企画官・内閣参事官))が主催し、高校を卒業し、施設退所を控えた子どもたちに、一人暮らしに必要となる知識について研修を行うものです。アパート賃貸などの手続きや一人暮らしに必要な法律知識やお金の管理などに関する研修、社会人としてのマナー研修、就職相談などを内容としています。
その中で、かづきれいこは、「自分に自信をつけるためのメイク研修」と題して、就職のためのセルフメイク、元気に見えるためのメイクに必要な技術や知識について、講習と実技の研修を行いました。
施設の生徒15名、付添いの先生方6名、県会議員・県庁職員・新聞記者の方々も参加し、昼食から夕刻まで、盛況な会になりました。
【参考】
「児童養護施設」とは、災害や事故、親の離婚や病気、虐待やネグレクトなどの不適切な養育を受けているなど、さまざまな事情により、家族による養育が困難な子どもたちを入所させ、養護することを目的とした施設です。2歳からおおむね18歳の子どもたちが、家庭に代わる施設の中で生活しています。
全国で約600の施設があり、合計で約3万人の子どもたちが入所しています。最近では、虐待を受けた子どもが59.5%、何らかの障害を持つ子どもが28.5%と増えています。(厚生労働省 平成28年10月現在)
児童養護施設は、すべての都道府県に設置されていますが、多いところでは、東京都59、大阪府38、愛知県36、神奈川県32、兵庫県31などです。(全国児童養護施設協議会 平成26年7月現在)